【退職交渉のリアル】公務員を辞めたいと言ったら嫌がらせが始まった

仕事

4月、私は退職の意思を上司に伝えました。
すると翌日から、私の働き方が変わりました。
突然、半年分の仕事を2ヶ月で終わらせるように言われたのです——。


1. 引き止めの言葉には「本音」がある

「希望の部署に異動できるようにするから」「あなたがいなくなると困るんだ」 退職を申し出たとき、最初は“慰留”の言葉が並びました。 でもその後に続くのは、たいてい「すぐには難しいけれど」「検討するつもりではある」といった曖昧な表現。

それは本気の引き止めではなく、組織の混乱を避けたいだけの言葉だと気づいたんです。
実現性のない希望ばかりを提示して、決断を鈍らせようとする“時間稼ぎ”に感じました。


2. 嫌がらせ?それとも業務命令?理不尽な要求のはざまで

退職を伝えた翌週には、急に態度が変わりました。
「半年後に完了予定の大型協議案件を2ヶ月で終わらせろ」
私には引継書もなかったのに「引継ぎは、新人向けに詳細にマニュアルで残せ」

どれも“業務命令”という建前を装いながら、実際はプレッシャーをかけてくる内容でした。

とくに私の場合は係長職という立場もあり、
暗黙のうちに「辞めるなら覚悟しろ」という圧力を感じました。


3. 「母子家庭だから辞めない方がいい」と言われて

最もショックだったのは、「母子家庭なんだから、今の環境を捨てるのはリスクだよ」と言われたこと。

表面的には“心配している”ように見えますが、それは私の人生ではなく、職場の事情を優先しての発言。

家庭の事情を盾に「辞めるな」と説得するやり方は、女性公務員としての自立を否定されているようで、とてもつらく感じました。


4. 自己保身に走る上司の本音

彼らの言動の裏に見えたのは、「自分たちのマネジメントに穴をあけたくない」という保身でした。

私が抜けた後の人員調整、業務の回し方、部内の体制維持——。
それらの責任を負いたくないからこそ、私に過剰なタスクを押し付けてきたのだと思います。

本来、退職は個人の自由であり、丁寧な引き継ぎ以上の無理な要求を飲む必要はありません。


5. 退職交渉で後悔しないために必要な心構え

退職交渉は、感情戦でもあります。
でも感情で振り回されず、「これは常識的な範囲か?」と冷静に判断する視点が必要です。

必要以上の引き継ぎ、ありえない納期設定、人格否定につながる発言。
それらに対しては「それはできません」と毅然と伝える勇気を持ちましょう。

退職の意志を伝えるときには、文書での記録や証拠も大切です。
最後まで「自分を守る」という意識を持つことが、何よりも大切だと実感しました。


まとめ|辞める権利は誰にでもある

公務員であっても、係長であっても、母子家庭であっても。 辞めることは悪ではありません。

引き止められても、無理難題を突きつけられても、
あなたには「辞める自由」と「守られる権利」があります。

感情に流されず、冷静に交渉を進めていけば、きっと未来は開けます。
この体験が、今まさに退職を考えている誰かの力になれば幸いです。

不当な圧に屈せず、一緒に頑張りましょう!


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