溺愛を目指すと幸せになれない

溺愛 パートナーシップ

パートナーを自分で”選んで”いますか?

多くの女性は、「モテる」=「求愛を受ける」ことだと思っている。

一人の美しい姫を取り囲むようにイケメン王子たちがひざまずき、手に手に花束や婚約指輪を差し出しているイメージだ。

姫は、その中からとっておきのイケてる王子を選び、めでたく彼と結ばれる。
王子からそれはそれは溺愛され、二人はいつまでも仲良く暮らしましたとさ。

「溺愛」というワードがもてはやされているけれど、つまりはこういうシチュエーションを夢見る女性が多いのではないだろうか。


「溺愛」って、何だろう?

単に好意を持たれてお付き合いする以上のインパクトを、求めているような気がする。

彼氏になってからも、常に同じ熱量で好意を向け続けてくれ、自分が何も苦労しなくても希望を聞いてくれ、思いやってくれ、惜しみなくお金や労力を捧げてくれる人。

これを世間では「溺愛されている状態」と呼ぶっぽい。


だとすると、”溺愛”を目指すと幸せにはなれない。

理由は一つ。「自分で選択していない」から。

あなたは、自分のもとにひざまずく王子の中から一人選んだ。王子たちは自分の意志であなたを選んだが、あなたは与えられた選択肢の中からベターな選択をしたに過ぎない。

お付き合いした後も、「XXしてくれる」ことを溺愛の基準に置き、自分からの働きかけはない。それどころか、「自分からは労力をかけずに」彼からの愛を得ることが溺愛のポイントでもあるから、働きかけない方が望ましいとさえ思っている。

それは何を意味するか?

彼が少しでもあなたへの興味が褪せたら、たちまち「溺愛されなくなった」状態になる。あなたは彼から愛されなくなったと思い込んで落ち込む。そもそも「溺愛し、ひざまずいていたから」選んだ彼であり、その前提がなければ選んでいなかったはず——でも結婚しちゃってるし、子供もいるし……でなんやかんやと別れられず、ずるずると冷め切った関係が続いていく。

仮に別れられたとしても、次の人も同じスタンスで選んでしまったら、同じことの繰り返しだ。


心当たりのある人もいるのではないだろうか。
何を隠そう、私もその一人だった。

相手を変えても、連絡のタイミングを変えても、見た目を変えても、結果は同じ。最初はすごく大事にされるのに、どんどん彼は冷めていく。だから彼には心を許せず、「どうせあなたも去っていくんでしょ」という前提でコミュニケーションをとっていた。


自由な恋愛を楽しむためには、自分から選びに行く。

ひざまずく王子の到来を待つのではなく、自分から理想の王子を探しに行き、自分からひざまずく。そういう相手から普通に好意を持たれる方が、結果として幸せなはずだ。

なぜなら、自分で選んだ相手であれば、途中で熱量が低下しようが、自分への時間や労力の配分が減ろうが、満足度は下がりにくく、安定した関係性を築けるから。


そのために、条件リストを作る。

世界には70億人くらいいるから、その中から一人選ぶとなると途方もなく気が重くなると思う。だから、パートナーに求めることリストを作った方がいい。なるべく早く、詳細に。

ちなみに、私のリストはこんな感じ。

①仕事・飲み会・旅行に自由に行ける。いちいちお伺いを立てる必要がない
②家事や育児はやりたいときにしかやらないので、家事代行に賛成
③恋愛はお互い自由にする
④私の子育て方針に反対しない
⑤よそで子供を作らない・病気を持ってこない・小遣いの範囲で遊ぶ
⑥私を一番大事にする(時間・金銭・労力の配分を私最優先に。私の意思を尊重する)
⑦年収1200万円以上、または仕事で成果を出している・仕事が好き
⑧自責思考
⑨身長178cm以上
⑩人づきあいが上手
⑪オープンマインド
⑫スポーツが得意
⑬話題が豊富
⑭自分の頭で考える
⑮ギャンブル癖なし
⑯旅行好き
⑰ライブ好き
⑱外出好き
⑲ゲームにはまりすぎていない
⑳マザコンではない
㉑家族は大事にする
㉒体の相性が悪くない
㉓経済的な負担を惜しまない
㉔自分に自信がある
㉕謙虚さもある

……という感じで、実はあと30個くらいある(笑)

条件がありすぎて「こんな人いるわけないじゃん!」と思ったので、これらのうち8割程度満たしている人でいいということにした。そしたら、実は結構いることに気がついた。

マッチングアプリで探すと、案外すんなり知り合うことができる。あとは怖がらず、おじけづかずに、片っ端から会って確かめる。そして一番ピンと来た人とひとまず付き合ってみればいい。

※ 一番押しの強い人を安直に選ばないように!


条件を設定するもう一つの良いこと。

自分にとっての「溺愛」が何かが分かる、ということ。

人によっては毎日イチャイチャべたべたすることが溺愛かもしれない。私は、月に3〜4回会って、たまに旅行に行くくらいがちょうどいい。毎日はむしろうざい(笑)

高価なプレゼントを贈ることが溺愛だと思う人もいれば、私のように、一緒に過ごす時間・空間にお金をかけてくれることに愛情を感じる人間もいる。

だから、それぞれの好みに合わせた人を選べばいい。


そして、溺愛の定義が人によって違うとしても、相手を信頼し安心できる関係が土台であることは変わらないと思う。

自分で選んだ相手であれば、最初から相手のことを知ろうとするから、コミュニケーションの下地ができる。一方で、王子の中から選ぶパターンだと、ライバル意識の影響で姫の価値が勝手に高まっていき、うかつなコミュニケーションが取れない状況になっていく。「こんなことを言って馬鹿だと思われたら一巻の終わり」と、練りに練った渾身の一言を放つ感じになる。

このコミュニケーション不足を放置すると、やがて二人の心が離れてしまう原因になる。


だから、自分から積極的に相手を選ぶことはとても重要で、その下準備として理想のパートナーの条件を詳細に設定する作業をぜひやってほしい。

「条件リストを作ろうとしたけど、何を書けばいいか分からない」「自分が何を求めているのかよく分からない」という人は、一緒に考えるサポートができます。ぜひプロフィールからご連絡を。

では〜!

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